皆さんこんにちは!
高橋工業株式会社の更新担当の中西です
高橋工業のよもやま話
~サッシ・金物が共演する施工現場♂️️~
サッシ取付と金物工事。
一見別の工種に見えて、実は“密接に関係する”仕事です。
例えば、サッシを支える下地アングル、
庇を吊るブラケット、手すりを支えるプレート——
すべてが一体構造で成り立っています。
図面上で完璧に見える納まりも、
実際の現場では“微妙なズレ”が生じます。
コンクリート寸法の誤差
溶接歪み
下地の通り不良
これを修正するのが、現場職人の「合わせ技」。
グラインダーで削り、スペーサーで調整し、
“見えない修正”で美しいラインをつくります✨
サッシと金物の取付は、連携プレーが命。
金物の穴位置をズラせばサッシが入らない。
サッシを早く入れれば金物が溶接できない。
そのため、毎朝の工程打合せで
✅ 作業順序
✅ 納まり確認
✅ 安全導線
を徹底共有します。
「一人のズレが、全体のズレになる」
それが、チーム施工の現実です。
11月は風が冷たく、乾燥で工具の静電気や滑落事故が増える季節⚠️
・高所作業時の二重安全帯
・落下防止ネット
・火花養生
・仮設手すりの設置
現場では「声かけ」「指差し呼称」を徹底し、
一人ひとりが安全を“自分ごと”として意識します。
サッシや金物は、取り付け後に必ず検査を行います。
寸法確認(通り・レベル・開閉)
防水試験(散水テスト)
溶接部X線検査(構造金物)
品質記録を写真台帳として残し、
“見える品質管理”を実践します
現場とは「設計を現実に変える場所」。
サッシ職人と金物職人が息を合わせ、
数ミリの世界で建物の“表情”を作り上げています。
冷たい風が吹く11月の現場でも、
その手のひらには確かな温もりが宿っています✨
