皆さんこんにちは!
高橋工業株式会社の更新担当の中西です
高橋工業のよもやま話
~精度管理、そして未来の金物技術~
11月の現場は、寒暖差・結露・乾燥という三重の敵と戦う季節です。
そんな中でも、サッシも金物も“ミリ単位の精度”を守らねばなりません。
金属は温度で伸び縮みします。
1mのアルミ材でも、気温差30℃で約1mm伸縮。
この微妙な差がサッシや金物の“歪み・音鳴り”を引き起こします。
そのため、11月の現場では👇
朝と昼の寸法を比較
施工温度を記録
結露防止テープを追加
“温度と寸法の関係”を読み取る力が、職人の経験です🧠
最近では、樹脂複合サッシやステンレス複合金物など、
異素材ハイブリッド構造が主流になっています。
軽くて強く、錆びにくく、熱伝導も抑えられる。
こうした素材革命が、施工の自由度を大きく広げました。
タブレットで図面を共有し、
レーザーレベルで自動測定。
「通り・水平・取付高さ」が瞬時にデータ化され、
クラウド上で品質管理が行われる時代へ📲
職人の感覚 × デジタルの精度
この融合が、次世代の現場を変えています。
サッシも金物も、仕上がった瞬間は“作品”。
しかし、真価が問われるのは10年後。
腐食・ゆるみ・パッキン劣化。
これらを防ぐために、11月の定期点検では
“シール・ボルト・動作”を総点検します🔍
AIが施工手順を最適化し、
ロボットがボルトを締め、
ドローンが外壁金物の点検を行う。
そんな未来は、もう始まっています🤖
でも、その中心にいるのは常に“人の技術と感性”。
サッシと金物。
どちらも建物の“骨格と表情”をつくる重要な要素。
11月の冷たい空気の中、
現場では今日も、
一本のボルトと一本のラインに魂が込められています🔩🏗️✨
