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日別アーカイブ: 2025年11月25日

高橋工業のよもやま話~Part28~

皆さんこんにちは!
高橋工業株式会社の更新担当の中西です

 

高橋工業のよもやま話

~精度管理、そして未来の金物技術~

 

11月の現場は、寒暖差・結露・乾燥という三重の敵と戦う季節です。

そんな中でも、サッシも金物も“ミリ単位の精度”を守らねばなりません。


🌡️1. 寒暖差と精度の関係

金属は温度で伸び縮みします。
1mのアルミ材でも、気温差30℃で約1mm伸縮。

この微妙な差がサッシや金物の“歪み・音鳴り”を引き起こします。

そのため、11月の現場では👇

  • 朝と昼の寸法を比較

  • 施工温度を記録

  • 結露防止テープを追加

“温度と寸法の関係”を読み取る力が、職人の経験です🧠


🧰2. 新素材と技術の進化

最近では、樹脂複合サッシやステンレス複合金物など、
異素材ハイブリッド構造が主流になっています。

軽くて強く、錆びにくく、熱伝導も抑えられる。
こうした素材革命が、施工の自由度を大きく広げました。


🧠3. デジタル施工管理

タブレットで図面を共有し、
レーザーレベルで自動測定。

「通り・水平・取付高さ」が瞬時にデータ化され、
クラウド上で品質管理が行われる時代へ📲

職人の感覚 × デジタルの精度

この融合が、次世代の現場を変えています。


🧱4. 美しさと耐久の両立

サッシも金物も、仕上がった瞬間は“作品”。
しかし、真価が問われるのは10年後。

腐食・ゆるみ・パッキン劣化。
これらを防ぐために、11月の定期点検では
“シール・ボルト・動作”を総点検します🔍


🌈5. 未来への挑戦

AIが施工手順を最適化し、
ロボットがボルトを締め、
ドローンが外壁金物の点検を行う。

そんな未来は、もう始まっています🤖

でも、その中心にいるのは常に“人の技術と感性”。


💬6. まとめ

サッシと金物。
どちらも建物の“骨格と表情”をつくる重要な要素。

11月の冷たい空気の中、
現場では今日も、
一本のボルトと一本のラインに魂が込められています🔩🏗️✨

 

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